「Coupangでの成功により、チームの結束力が高まり、お客様に喜びを届けるという使命感がより強くなりました。大切な人への贈り物でも、自分へのご褒美でも、意味のある購入が私たちの旅をより価値あるものにしてくれます」― 柳 俊佑
輸出業からEコマースの先駆者へ
日本で創業されたミツヤ株式会社は、自動車、自動車部品、バイクの輸出からスタートしました。時代とともに顧客のニーズが多様化し、日本の消費財の海外販売にも事業を拡大。2007年には本格的な越境販売サービスを開始しました。新たな販売チャネルを模索する中で、ミツヤはCoupangと出会い、韓国の活気あるEコマース市場への挑戦が始まりました。
「Coupangの強力な広告力のおかげで、人気のある日本製品だけでなく、日本国内でしか手に入らなかった商品まで販売できるようになりました」と、創業者の柳 俊佑(リュ・ジュンウ)氏は語ります。

品質へのこだわり、文化に根ざした情熱
ミツヤのブランドは、日本の職人精神と品質への深い敬意に根ざしています。日本と韓国の間には強い文化的なつながりがあり、韓国の消費者との接点も自然でした。韓国人スタッフも多く在籍しており、現地のニーズを深く理解した対応と円滑なコミュニケーションで、顧客サービスの質を高めています。
なぜ韓国?なぜCoupang?
リュ氏自身が韓国出身であることもあり、韓国の冒険心あふれる消費者とトレンド感度の高さに大きな可能性を感じていました。家族や社員、友人の後押しを受けてCoupangに出店。その結果、韓国における売上の60〜70%をCoupangが占めるまでになりました。
「当初は売上の一部になればと考えていましたが、予想を大きく上回りました。振り返ると、Coupangへの出店は最高の決断の一つだったと思います」― 柳 俊佑
2024年、記録的な成長
2024年、ミツヤはCoupangで驚異的な成長を遂げました。売上は前年比112%増加し18億ウォンを突破、販売個数は45,000点以上で、前年比174%増という成果を達成しました。韓国市場に特化した戦略の効果が数字に表れています。
「Coupangでの成功により、チームの結束力が高まり、お客様に喜びを届けるという使命感がより強くなりました。大切な人への贈り物でも、自分へのご褒美でも、意味のある購入が私たちの旅をより価値あるものにしてくれます」― 柳 俊佑

Coupangのサポートで課題を乗り越える
韓国市場への参入には、顧客対応や配送スピードなど独自の課題がありました。Coupangのセラーサポートセンターは、問題解決や顧客体験の向上に大きな支えとなりました。
韓国トレンドへの柔軟な対応
ミツヤは、 韓国のSNSやYouTubeで話題になっている商品をいち早く仕入れるなど、トレンドに敏感に対応しています。Coupangの無料露出プロモーションや各種マーケティングキャンペーンを活用し、 大きな売上成長を実現しています 。
「 韓国のお客様は合理的で、トレンドに敏感、そして迅速かつ正確な配送を求めます。こうした特性を理解することは、私たちのチームの向上心にもつながっています 」― 柳 俊佑
心に残るエピソード
最も感動的だった出来事のひとつは、80歳を超えるお客様が孫のためにキーボードを購入したいと電話をかけてきたこと。初めての越境注文に不安を感じていたその方を、ミツヤのスタッフが丁寧にサポート。 後日、孫から届いた感謝のメッセージは、今でも社内で語り継がれる感動のエピソードだそうです。ミツヤはまさにCoupangの「Wow the customer」精神を体現する存在です。
「 文化や性別、年齢に関係なく、最高の商品を迅速にお届けすることが私たちの使命です 」― 柳 俊佑
未来の出店者へのメッセージ
「何を迷っていますか?韓国には『始まりが半分だ(‘시작이 반이다’)』ということわざがあります。Coupangという小さな宇宙で、私たちと一緒に旅を始めてみませんか? 」― 柳 俊佑


